【スパイク談義】インジェクターって知ってる?(後半)

ハイ、皆さんコンニチワ!

ノディです

前回に引き続き、インジェクターシリーズのお話です。

今回はインジェクターの復刻版や派生モデルを見ていこうと思います。


いきなりですが

僕のイメージだと

アシックスのスパイクを履いている選手の印象は
とてもいい意味で「生真面目」「こだわりを持っている」
という感じです。
この印象は今も昔もずっと変わらないです。



このように感じている方も少なくないのではないでしょうか。

このインジェクターもそうです。
アシックスの開発陣のこだわりや、生真面目な部分が出ている印象を受けます。

上の画像は「インジェクター・ジャパン」です。


日本の誇り、というキーワードがピッタリ
折り返したところにJAPANの日の丸がデザインされています。
シュータンも当時のものに習い、長めのものです。
2002年日韓ワールドカップあたりの時に活躍されていた
元日本代表の三都主・アレサンドロ選手が履いていました。


シリーズとしては
インジェクタープロ995
インジェクタールーゴ(冒頭の写真)
なども派生スパイクとして存在します。

当時14,000円ほどのインジェクタープロも
カンガルー皮を用いて、フィット感にこだわっていたものと思われます。
シュータンが長いというのも、今のスパイクには無い魅力で
一週廻ってオールドの良さが
現代っ子には新鮮に感じるかもしれませんね!
言い換えると「大人の渋さ」と言ったところでしょうか!


また、これは余談ですが

中学だったか高校だったか

僕が子供の頃は、少年ジャンプに掲載されていた
「ホイッスル」という漫画を愛読していました。


この作品の主人公の風祭くんが

もう「真面目中の真面目」人間なのです。
彼がアシックスのスパイクを履いていたのを覚えています。
(作品の中の、現実的で少し渋い熱さがある部分も、この作品の良さです。

出典:樋口大輔 ホイッスル!8巻



また、小野伸二選手もアシックス社との長年のパートナーとして有名です。

最近では小野選手の
「え、これどーやってんの!?」
「人間業じゃない」
と、思わずつぶやいてしまうほどの超絶技巧がインスタグラム等で話題になっていますよね。

2007年以降、アシックススパイクを愛用している
小野選手いわく、
「『履いている』という感覚というより、違和感なく自分の一部となってしまうような感覚」だそうです。
(小野選手はインジェクターではなく、DSライトというシリーズを履き続けています。DSライトシリーズについては別の記事で特集したいと思います)



さらに
現在は神戸でプレーしている
イニエスタ選手のような一流の選手が
アシックスとスパイク契約しているのは
こういったモノづくりへの拘りがあるからだと思います。



Made in JAPANの誇り
我々日本人が胸を張って世界にアピールできるクオリティだと思います。


ではまた次のスパイク談議でお会いしましょう

ノディでした。

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