【スパイク談議】デルムンドって知ってる?

皆さんこんにちは!
ノディです!



さて本日はプーマ社のスパイク
デルムンドのシリーズについて語っていきたいと思います。



このデルムンドは様々なモデルが発表されていますが
かなり多くのモデルが発売されてきました。
僕が高校生の時に履いていたモデルは
日本人の幅広足型の為に開発されたワイドモデルだったと思います。


アッパーはカンガルーの皮でできており、
ソールのスタッドの形状が特殊で
これは「ダブルヘッドスタッド」というもの。
縦横への急な方向転換やストップ動作などでグリップが増して、効果を発揮します。

甲が高いうえに、土踏まずのアーチが下がっていた僕にとっては
カンガルー皮が適度に伸びてくれて
とても履きやすいスパイクだったと思います。

こちらは長谷部誠選手モデルのデルムンド



印象に残るプレーヤーとしては
元日本代表の長谷部誠選手が着用していましたね。
確か浦和レッズに在籍していた頃、鈴木啓太選手とともにボランチとして堅実なプレーを見せていた頃に履いていたギアでした。
今となっては長谷部選手はドイツ国内でフランクフルトの皇帝とも呼ばれるほどの偉大な選手になりました。
(皇帝と言えばベッケンバウアー氏が有名ですが、そのベッケンバウアー氏と同じ称号が与えられるほどの功績です。)
年齢を重ねても、それ自体がサッカーのクオリティを下げる直接の原因にはならないということですね。

プーマ社との契約が続く長谷部選手


ところでいったん話は脱線してしまいますが
今の中高生の子どもたちはスパイクの交換とかするんでしょうか?
大人になってからは、そういう光景はあまり見かけなくなりましたが…

その当時の僕はと言えば
暇さえあれば決まって何人かで公園や開放中の校庭に集まって、
友達みんなでわいわいボールを蹴って練習していました。
「足のサイズいくつだっけ?」
「お前のも履いてみたいなー!いい?」
なんて会話も日常的だったと思います。

今考えたら、中学生の臭さ全開のムンムンに温まったスパイク
交換して履くなんて、若干(かなり!?)抵抗があるんですけど
その頃の僕らは、そんなことはまったく気にもしなかったんですね
たくましいと言うか、なんと言うか…。



その仲間のうちの1人に
「デルムンド」プレーヤーがいたんです。
彼の足の幅は、まるでスパイクが泣いてしまうんじゃないかっていうくらいワイドでした。
彼がスパイクを履くと、必ずと言っていい程”靴紐の長さが足りなく”なるんです。

デルムンドは、そんな彼も履いていられるような幅広いスパイクです。
最初こそキツめだったかもしれませんが、徐々に良質な皮が伸びていって、しっかり馴染んでいったのでしょう。

皮が伸びて伸びて伸びまくった「彼」が履いていたモデルはこれだったような…




土踏まずのアーチが無いプレーヤーだと、たいがいは
スパイクのインサイド部分の皮が、ラスト(足型)からはみ出るので
傷ついて皮が擦り切れてしまうのですが
デルムンドにはその部分にPUMAのロゴがステッチされている為、
きちんとラストの枠の中に足がホールドされるのです。
僕や彼は土踏まずがぺしゃんこだったので、そこに助けられました。
つま先の裏の部分も、しっかりと剥がれどめのピンが打ってあります!


さらに、中高生の部活動に属していた選手にも対応していて
リーズナブルな値段設定のものも発売されていました。


また、後継モデルとして「ムンド」というモデルが出ます。
僕はこれも履いていましたが、デルムンドの最大の長所で弱点でもある
「カンガルー皮の伸びすぎ」現象に、しっかりと対処しています。
アッパーの皮が伸びやすい部分にだけ、ステッチの形をクロスさせる方法で
伸びすぎないようにしています。

大きなクロスステッチのアッパーを持つ「ムンド」は、デルムンドの軽量モデル。





プーマのスパイクも長い歴史がありますね!
まだまだこの先も紹介していきたいと思います。


ノディでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました